日時 2024年5月26日(日) 14時開始17時
会場 Ouderkerkerlaan 15, 1185 AB Amstelveen
(NEMO 茶房2階大ホール)
参加者 会員 11 名 / 非会員 6名
1. 演題
教えて大使館!
オランダで暮らす私達が知っておくべきこと
2. タイムテーブル
14:00 開始 主催者挨拶 かもめの会 会長
在蘭日本大使館から出席者のご紹介
14:15- 15:00 大使館からのお話
15:00 - 16:00 会から及び参加者からの質疑応答
±16:00 お茶を飲みながらの懇談
17:00 片付け
3. 内容
領事からのプレゼン:領事館の邦人の生活に直結する主な業務について
★ウィーン条約に沿った業務
邦人援護活動
広報文化活動
知的財産保護支援・日本企業支援
途上国における ODA の推進
在蘭邦人の人数管理
選挙管理
★在留届について
在留届電子届出システム(ORR ネット)にて登録していると、今後、諸々の変更も簡単になる。例えばパスポートのデジタル申請も可能にもなる。
在留届電子届出システム(ORR ネット)にて登録した際、以前に紙で届出をした方はデジタルの二重登録になってしまうので、領事館へ一度お電話して、登録の確認をして欲しい。また、近年ジャパンレースパスの購入に必要とされる10年以上の在住に関しても、登録を確認することで在留期間が加算される。
詳しくは大使館ホームページを参照⤵
https://www.nl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_zairyu.html
外国に 3 ヶ月以上滞在する日本人は、旅券法により、最寄りの大使館又は総領事館に「在留届」を提出することが義務づけられている。罰則等はないが、自分自身の安全のためにも、届出して欲しいとの領事のお言葉でした。
★さらに、かもめの会からだしていた以下の質問へ、領事から回答いただきました。
手続き一般
★邦人がオランダで 死亡した場合の手続きについて
★日本国籍を放棄した人について
★在留届
★二重国籍者の戸籍
ハーグ条約&重国籍
★子どもの親権問題
有事(戦争・内紛)の時
★プロトコール
★チャーター便の搭乗条件
★チャーター便の金額
こんな時はどうする (実例)
★オランダで犯罪を犯した
★事故や事件に巻き込まれた
★日本または日本人を特定した犯罪に関して
その他諸々
★大使館の HP のリンク
★公正証書の手引き
★オランダ社会の情報共有
= 世話役からの感想 =
在オランダ日本大使館から堀内領事をお迎えして、私たちがより安心してオランダにて生活する上での領事館との付き合い方を学ぶことを趣旨にして行われた例会は、参加者も日頃の疑問や聞いてみたいことを素直に発言できる雰囲気のなか、堀内領事もとてもフランクにお話しくださり、和やかにすすみました。
一般的な大使館や領事館の業務や役割の明瞭な説明でとともに、堀内領事の個人的な経験を踏まえてもお話ししていただき、どのような時に問い合わせすべきか理解できたように思いました。領事館の業務や私達からの質問にお答えいただいた後も、お茶を飲みつつ、お時間最後まで参加者の皆様とも気軽にお話ししていただきました。堀内領事と親しくお話できたことで、大使館や領事館が身近になった気になりました。
日本では殺人・強盗事件などのニュースが連日報道されていますが、オランダではそうしたニュースが少ないと感じておりましたが、実際に比較された数値を見て殺人がなんと日本の 20 倍、スリが 62 倍という結果にショックを受けたと同時に、改めて日本は平和で安全な国であること、そうした国に生まれたことに感謝の気持ちを感じました。外務省の統計によると、オランダには 9,920 人(世界22位)の在留邦人が住んでいるとの記載がありますが、2024年現在、1 万人を超えているそうです。誰もが安全に、また安心して暮らせるように、これからも大使館・領事館とは良い関係を築いていきたいと思いました。
同時に、今後とも会員みなさんの小さな疑問やモヤモヤした質問を、データベース化して、積み上げていければ良いなと思いました。
(世話人:Y. T.、C. O. )
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