Monday, November 13, 2023

10月例会:かもめの会40周年記念例会@ライデン

日 時: 2023年10月15日(日)13時〜17時
参加者: 会員10名と家族友人、旧会員&会発足メンバー1名 総勢19名
会 場: ライデン
            シーボルトハウス、ライデン植物園、pakhuis leiden
世話人: Y.T.、E.K.、S.F.


今例会はかもめの会40周年記念例会ということで会員、会員の家族、友人皆が楽しめる企画を考えた。今年度のテーマシーボルトを深堀りするため会場にシーボルトハウス、シーボルトの持ち帰った日本の植物が根付くライデン植物園を選んだ。

当日の空模様が心配されたが植物園ガイドツアー中は綺麗な晴れ間も見えて秋の肌寒さはあったが気持ちの良い天気に恵まれた一日となった。


①植物園ツアー

人数と言語の都合上オランダ語チームと英語チームの2グループに分かれ園内を回った。

両グループとも案内を担当してくださった園職員の深い知識と面白い解説により満足のいくガイドツアーとなった。

200年の時を越えて日本の植物がライデンに力強く根付く様は見応えがあった。季節毎に多様な植物が見頃を迎えるので年に数回は訪れて欲しいとのガイドさんからの声掛けもあり、是非再訪したいと思った。









②pak huisでのハイティ

全員の顔を見て座れる長テーブルを用意して頂きハイティを楽しんだ。

数種類の茶葉から好きなものを選びセルフで楽しめるスタイルで
サンドイッチやスコーン、ケーキ等美味しく頂きながらお喋りに花を咲かせた。

進行役の号令により簡単な自己紹介をした。かもめの会立ち上げメンバーのE.N.さんとOさんには創立時のお話や当時からの沢山の資料も披露頂き有意義な時間となった。


③シーボルトハウス見学・ミニ講義

ハイティ後シーボルトハウスまで移動し個別でシーボルトが持ち帰った日本の伝統工芸品や植物、昆虫、動物等の展示を見て回った。

その後地下の食糧保管室であった場所でディフによるシーボルトミニ講義を受けた。

事前に質問のあったシーボルト親子による日本の不平等条約改正に取り組む様子について等、調べても不明な点もあったがシーボルトの意外な人となり、功績について興味深い話が聴けた。

何名かからは質問もありシーボルトの生い立ちについて深堀りした。



まとめ

植物園、シーボルトハウス共に日本とオランダを繋ぐ貴重なアイテムや植物が長い年月を経て、そのままの姿で保管され、それらを自由に鑑賞できる環境がとても有り難く感じられた。

これからの品々を美しいままで後世に残していくためには何をしていけばよいのか改めて考えさせられる機会となった。


シーボルトハウス https://www.sieboldhuis.org/ja

ライデン大学植物園 https://hortusleiden.nl/en/

フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト - Wikipedia


(報告原文:S.F. / 写真:S.F.、Y.T.、M.M.)