月日 : 12月11日 (日曜日)
場所 : アムステルダム ヒルトンホテル スカイラウンジ
参加者: 会員4名
2022年は、コロナ危機がほぼ去り、社交生活が戻ってきた年で、外出も気軽にできるようになってきました。
スカイラウンジに初めて訪れました。曇っているのが残念でしたが、いつも見ている景色とは違いアムステルダムの教会の塔がいくつも見え、京都のお寺ほどでないにしても結構教会が多いと思いました。
外は氷点下、でも飲み物には砕いた氷がザクザクと。温かいラウンジでとてもおいしかったです。(燃料費高騰時ですが、普段味わえない、ちょっとした贅沢です。)
昼食もとり、皆さんの今年の一年間を振り返りました。
************************************************
ラウンジで一息ついて、会員の詩織さんの旦那さんのDaveさんが主催している越前の漆展を見に行きました。到着したらちょうど実演の始まった時で、急いで2階にある会場へと向かいました。
カイザーグラハトにある立派な家で、プライベートミュージーアムになっている建物でした。
Daveさんが蒔絵の実演をしているところを見ました。黒い下地のところに黒い漆で絵を描くので何が描かれているかはっきりしませんが、そこに金粉が蒔かれると、描かれた絵が浮き上がってきます。今回は日本を代表する富士山を描いてくれました。
金粉を蒔くので、「蒔絵」と言われる所以がわかりました。
モダンなデザインの漆器も展示されていました。前回視察の方が来られオランダ(ヨーロッパ)に適した漆器の将来を開拓する試みです。
中で面白かったのが、陶器に漆が塗られた酒器で、注いだ後にたれ落ちないというものでした。実際に水を入れ試してみたら、本当に垂れず見事な水切れ具合でした。
詩織さんは、越前展のほうで忙しかったためラウンジには来られませんでしたが、展示会で一緒になりました。
越前漆展のサイト(英語)はこちらです。
皆さん、2023年も元気でよいお年をお迎えください。
(報告:K.I.)